【住宅ローン金利上昇】0.25%上がると返済額はいくら増える?我が家の実例でシミュレーション

家計管理

私たちが住宅ローンを借りた約10年前は、いわゆる超低金利の時代で、変動金利は0.6%でした。

当時はマイナス金利政策の影響もあり、「変動金利一択」といった空気も強く、実際に私たちも迷わず変動金利を選びました。

その後、金利は少しずつ見直され、0.75%→1.0%と段階的に上昇し、今回ついに1.25%が適用されることになりました。

あの頃と比べると、住宅ローンを取り巻く環境は少しずつ変化してきています。
今回の金利引き上げで、家計への影響を改めて考えるきっかけになりました。

金利引き上げによる影響はどのくらいなのでしょうか。

毎月の支払額、年間いくらの負担増なのか、気になるところです。

今回は、一般的な住宅ローンで採用されている元利均等返済の計算式を使って、金利が上昇した場合の返済額の変化をシミュレーションしてみます。

元利均等返済とは?

住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。

多くの金融機関で採用され、多くの方が利用しているのが「元利均等返済」です。

元利均等返済とは、毎月の返済額(元金+利息)が基本的に一定になる返済方法です。
毎月の支払が変わらないため、家計管理がしやすいというメリットがあります。

なお、返済開始直後は利息の割合が多く、元金の減りは少なくなります。
これは借入残高が最も高い時期だからであり、返済が進むにつれて元金の返済割合は徐々に増えていきます。

元利均等返済の計算式

では実際にシミュレーションしていきましょう。

元利均等返済の計算式を用いた計算例です⬇️
住宅ローン条件例 ➡ 残高:約1,000万円、返済期間:残り約20年、金利:1.25%
※以下は計算方法を説明するための例です。実際の返済額は、借入残高や残りの返済期間などによって異なります。

この式を見ると、自分で計算するのは無理…と思いました💦
関数電卓を用いれば計算可能だと思いますが、頑張って計算しなくても大丈夫です!

ExcelのPMT関数を使うこと、毎月の返済額を簡単に計算できます。

現在の金利と、想定する金利をそれぞれ入力して計算すれば、返済額の差額も確認できます。

我が家の影響

我が家の実際のローン条件でシミュレーションしたところ、今回の金利上昇による影響は月あたり約1,000円程度の増加となりました。
年間にすると約12,000円ほどの差になります。

「思っていたよりも負担は小さいかも?」というのが正直な感想でした。

ただ、「この先さらに金利が上がったらどうなるのか」という点は気になるところです。

我が家の金利は、借入当初は0.6%でした。それが現在は1.25%。

まだ低い水準と言われることもありますが、当初と比べると約2倍になっており、じわじわと影響が積み重なっているのを感じます。

どこまで上がるかは誰にも分からない部分ではありますが、その“将来の変化”の方が、むしろ気持ちとしては大きく感じました。

だからこそ、「今の影響を数字で知っておくこと」が、気持ちを整理する意味でも大事だと感じました。

※実際の返済額はローン条件や残高の減り方などによって変動します

今回の金利上昇を受けても、我が家としては繰り上げ返済は特に考えていません。

理由としては、住宅ローンの負担が今回の見直しでも月あたり約2,000円程度の増加にとどまっており、家計全体としてはまだ十分コントロールできる範囲だと感じているためです。

また、金利1%台前半の住宅ローンについては、繰り上げ返済で確実に負担を減らすよりも、その分のお金を少し別の形で活かしていきたいという考え方があります。

例えば我が家では、新NISAなどを活用しながら長期で資産形成を行っており、あくまで結果は保証されるものではありませんが、過去の傾向としては年5〜7%程度の成長が期待されることもあります。

もちろん、これはリスクもあるため単純に比較できるものではありません。

その上で我が家としては、「確実に減っていく繰り上げ返済の安心感」と、「時間をかけて育てていく資産運用」のバランスを考えた結果、今は運用の方を優先していきます。

今回の金利上昇で、我が家の住宅ローンは毎月約1,000円、年間では約12,000円の負担増となる見込みでした。

物価高で生活費の負担が増えている中、さらに「金利が上がる」と聞くと不安になりますよね。

気になっているだけでは、見えない不安は消えません。

我が家は今回のシミュレーションで、「思っていたほど家計への影響は大きくはなかった」と感じました。
もちろん、今後更に金利が上がっていく可能性は無視できませんが、今の気持ちや状況を整理することはできました。

シミュレーションをすることで、毎月どれくらい負担が増えるのかを具体的に把握できます。
改めて、見える化することが大切だと感じました。

我が家では今回のシミュレーションの結果を受け、繰り上げ返済をするのではなく、住宅ローンと資産運用のバランスを考えながら家計管理を続けていこうと話し合いました。

今後も不安要素は出てくると思います。
だからこそ目を背けず、数字で見える化しながら、冷静に状況を判断していきたいです。

冷静に対応できるのと、不安に行動を左右されるのとでは、大きな差があると思いませんか?

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