【特定口座の活用方法】新NISA口座へ移すメリットを考えてみた

資産形成・運用

我が家では、新NISAを資産形成の中心として運用しています。
そのため、毎年できるだけ年間投資枠を使い切ることを目標にしています。

一方で、毎月の余剰資金や新NISA以外で運用したいお金は、特定口座を活用しています。

今回は、我が家が新NISAと特定口座をどのように使い分けているのか、今後どう活用していくのかをご紹介します🐾

我が家では、特定口座で運用した資金は、将来のリフォーム資金に充てる予定でした。

子どもたちが巣立ったあと、現在賃貸に出している家を、夫婦で猫と暮らせるようにリフォームしたいと考えています。
その夢をかなえるための資金づくりとして、特定口座で資産を増やしていこうと思っていました。

この「猫と暮らす家づくり」の目標については、こちらの記事で紹介しています🐾
👉🏼【資産形成のゴールは?】我が家の目標を夫婦で話し合ってみたはこちら
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このように、これまでは新NISAと特定口座で役割を分けて運用してきました。

しかし、夫婦で新NISAの非課税メリットについて話し合う中で、
「特定口座を新NISAのために使う方法もあるよね」
という考えに変わっていきました。

我が家には小学生の子どもが2人いるため、資産形成と並行して教育費についても考えておく必要があります。

以前、子どもたちの教育費をシミュレーションした結果、教育費のピークを迎える前に、可能な限り多くの資金を投資信託へ充てておきたいと考えるようになりました。

そして、教育費の休息期に入るまでに、投資信託の評価額4,000万円を一つの目標しようと夫婦で話し合いました。

👉🏼教育費は「もう少し先の話」ではなかった?!試算してわかったことはこちら
👉🏼教育費の休息期は複利の力で資産を育てるはこちら


特定口座では現在も月々の積立を続けています。

そんな中、ぱぱち(夫)からこんな提案がありました。

「売却時にかかる税金を考えると、来年・再来年は特定口座を一部売却して新NISAの年間投資枠を埋めた方がいいんじゃない?」

この提案に、私は疑問を感じました。

「評価額4,000万円を目指すなら、特定口座を一部売却して新NISAへ移すのは、資産が減るようで逆効果なのでは?」

この疑問を解決すべく、試算をしてみました。

特定口座でかかる税金

特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があります。
我が家は「源泉徴収あり」を選んでいます。

源泉徴収ありの場合、投資信託などを売却して利益が出ると、証券会社が税金(20.315%)を自動的に計算・徴収してくれます。
そのため、基本的には自分で確定申告をする必要はありません。

一方、源泉徴収なしの場合は、証券会社が作成した年間取引報告書をもとに、基本的には自分で確定申告を行い納税します。

※税金や確定申告には個人の状況によって異なる場合があります。詳しくは税務署や税理士などにご確認ください。

では、実際に利益が出たらどのくらい税金がかかるのでしょうか?
売却益に対してかかる税金(20.315%)と、税金を差し引いた後に手元に残る利益を、一例として表にしました。⬇️

あくまで一例ですが、利益が大きくなるほど支払う税金も増えていきます。
つまり、利益がまだ小さいうちに売却すれば、支払う税金も少なく済みます。

特定口座から新NISA口座へ|銘柄は?

まず前提として我が家の方針では、特定口座から新NISAへ買い直す際、同じ銘柄を選びます。

そうすることで、約定日までの数日のタイムラグはありますが、おおよそ同じような基準価額で買うことができます。
その時々の値動きで買う銘柄を変えることはしません。

我が家では、銘柄を変えずに買い直すことは、「運用する商品を変える」のではなく、「運用する口座を変える」ことだと考えています。

そのため、長期で資産形成を続けるという方針は変わらないと考えています。

ただ、実際に売却する際は、その時の評価額が利益や税金に大きく関わってきます。
買い直す際の基準価額も踏まえながら、値動きによってどのようなメリットがあるのか考えてみました。

特定口座から新NISA口座へ|我が家が考える3つのメリット

  • 含み益が少なければ、売却時にかかる税金も抑えられる

    特定口座では、利益に対して20.315%の税金がかかります。
    先の表で分かるように、利益が大きくなればなるほど支払う税金も増えていきます。

    一方、新NISAは利益の大小に関わらず、運用益や売却益が非課税です。
    売却益から税金が引かれることなく、そのまま全額を受け取ることができます。

    本来であれば税金として支払うはずだったお金も、そのまま資産として残せるため、この非課税メリットはとても大きいと感じています。

    我が家では、この先も長期で運用を続ける予定だからこそ、早めに新NISAへ移すメリットがあるのではないかと考えています。

  • 売却時に値下がりしていたら、安い基準価額で新NISAで買い直せる

    新NISAへ買い直すタイミングで基準価額が下がっていれば、同じ金額でもより多くの口数を購入できます。
    もちろん、底値を狙って買うことはできません。
    ですが、結果的に値下がりしているタイミングで買い直せれば、その分多くの口数を保有できる可能性があります。

  • 将来さらに基準価額が上昇した場合、その利益も非課税で受け取れる

    含み益が大きい場合、売却時にかかる税金額は高く感じるかもしれません。
    ですが、一度新NISAへ移した後に基準価額がさらに上昇した場合、その後の運用益は非課税になります。
    将来利益が大きくなるほど、新NISAの非課税メリットも大きくなると期待できます。

特定口座から370万円を売却し、10万円の税金を差し引いた360万円(年間枠分)を新NISAで運用した場合と、特定口座で370万円を運用した場合を試算してみました。

想定条件
・特定口座売却額:370万円
・売却時の税金:10万円
・新NISAへ移し運用する金額:360万円
・想定利回り:年利4%・7%・10%
・運用期間:10年・15年・20年

※特定口座から370万円売却する際にかかる税金を、仮に10万円と想定しています
※実際の税金や売却時の利益は、売却時の評価額によって変わります
※約を省略した、おおよその金額です

① 上記の想定条件の基に、試算した表です⬇️

✅元本には10万円の差がありますが、長期間運用するとどちらも大きく成長していくことが分かります。

② 次に、370万円を20年間特定口座で運用し、利確した際にかかる税金・税金を引いた後の金額を計算してみました⬇️

✅やはり利益が大きくなればなるほど、約2割の税金は大きく感じます・・・

③ そして最後に、20年間の運用結果を新NISAと特定口座(税引き後の金額)で比べてみます⬇️

✅ここで思い出していただきたいのは、新NISAは最初に10万円の税金を引いているということです。

・運用期間:20年
・特定口座の元本:370万円(利益に対し20.315%課税)
・新NISAの元本:360万円(最初に10万円を納税・運用益非課税)

あくまで試算の一例ですが、年利10%で運用できた場合、20年後には約360万円の差が生まれることも考えられます。

初期に10万円の税金が引かれたことを加味しても、新NISAへ移した後の運用益は非課税となるため、長く運用するほど非課税の恩恵を受けやすくなるのがわかります。

もちろん想定なので、市場がどのような変化をしていくかによって、一概には言えませんが、大きな金額だと我が家は思いました。

今回は、「特定口座を一部売却し、税金を払ってでも新NISAへ移した場合」を想定して試算してみました。
その結果、おおよその運用イメージを把握することができました。

特定口座をそのまま持ち続けるか、それとも一部を新NISAへ移すか・・・

我が家の結論としては、「長期間運用するのであれば、新NISAの非課税メリットはとても大きい」と感じました。
そして、特定口座で運用している資産の一部を売却し、新NISAの年間投資枠を埋めるのは、我が家の資産形成の方針には合っていると感じました。

それぞれの資産状況や運用方針によって答えは変わると思いますが、我が家にとっては今後の運用方針を考える良いきっかけになりました🐾

※この記事は、我が家が現在考えている運用方針をまとめたものです
 実際の売却・買い付けは、相場や家計の状況を見ながら判断する予定です

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