【夫婦のお金の価値観】違っていても大丈夫。我が家の話し合い方

家計管理

子育て中の共働き夫婦の4割以上が『十分に話せていない』という調査結果をご存じでしょうか?

「全国の20〜40代・子育て中の共働き夫婦641人」を対象にし、GA technologies(RENOSY)とベアーズが共同で2021年に実施した調査では、
・「どちらかといえば出来ていない」28.3%
・「全く出来ていない」13.8%
・合計42.1%
という結果でした。

また、理由としては
・「何から始めてよいか分からない」…35.5%
・「十分な知識がない」…32.0%
・「勉強や情報収集にハードルを感じる」…17.8%
が上位でした。

この結果を見ると、感情的な対立というより、「何を話題にしたらよいか分からない」と感じている方が多いのかもしれません。

一方で、実際に話し始めると、価値観の違いに気づき、意見の不一致から話しづらくなるという方も多いのではないでしょうか。

我が家が資産形成を続けられている理由は、投資知識でも節約力でもなく、「夫婦でお金の話ができる」ことだと思っています。

お金の話をすることで、一人で悩みや負担を抱え込むことが減りました。
価値観の違いがあっても目指す方向が同じであれば、新しい考え方も受け入れられやすいです。
結果として、無理なく資産形成を続けられていると感じています。

夫婦といえど、もともとは他人同士。育ってきた環境も、学んできた知識も違いますよね。
そうした環境や経験の積み重ねが、その人の価値観を形づくっているのだと思います。
価値観が近い相手と結ばれやすいとはいえ、すべてが同じということは少ないのではないでしょうか。

では、お金に対する価値観はどうでしょう?

安心・貯蓄重視タイプ

貯金があると安心する、 生活防衛費をしっかり持っていたい、 無駄遣いは避けたい、 将来のために備えたい

今を楽しむタイプ

旅行や趣味・家族の思い出を大切にする、 経験にお金を使いたい、 将来だけでなく今も大事にした

自由・選択肢重視タイプ

資産形成や投資に興味がある、 時間や働き方の自由を大切にする、 お金そのものより「自由」を目的にしている

これはほんの一例で、お金に対する価値観は人それぞれです。
一つの価値観が強い人もいれば、複数の価値観をあわせ持っている人もいる。本当に千差万別だと思います。

皆さんの家庭はどのタイプに近いですか?

どの価値観が正しい・間違っているということではなく、お互いの考え方を知り、互いの意見を尊重することが大切だと思っています。そして、そのためには夫婦で話し合うことが欠かせません。

「資産を増やしたい」など、目指す方向が一致していれば、価値観の違いも対立ではなく、お互いを補い合う力になると思っています。

私は今、専業主婦です。自分の収入がない状況に少し引け目を感じていて、「稼いできてもらったお金を無駄に使ってはいけない」と考える、安心・貯蓄重視タイプに近い価値観でした。

一方ぱぱち(夫)は、「何のために働くのか。それは家族で楽しく過ごすため」と考える、今を楽しむタイプに近かったです。

お互いの価値観を理解する前は、こんな会話もありました。
私:
「外食ってやっぱり高いな…家で作ればその分支出減らせるのに…」

ぱぱち:
『そんなに節約ばかり考えなくても、お金を使って楽をするっていう選択肢もあるのに』

私:
「え?お金を使って楽をするって…使わなくて済むお金なのに??」

我が家の一例ですが、こういうことって意外とどの家庭にもあるのではないでしょうか。

「節約したい」
「今を楽しみたい」 
どちらの考えも間違いではないと思います。
でも、
・価値観の違いから意見がぶつかる
・話し合わないまま進む

こういった事が積み重なるとお金の話そのものが減っていくのかもしれません。

実際私は、「自分に稼ぎがないし、私が頑張れば使わなくて済むお金なんだから…」と意固地になり、なかなか考え方を変えられませんでした。

でも、お金って生活のあらゆる場面に関わっていますよね。

・旅行に行きたいけど予算はどうする?
・子どもが新しい習い事を始めたいって言ってるけど、お月謝は?
・車の買い替えは今の家計で無理なくいける?
一人では決められないことが本当に多いです。

我が家は以前から、お金のことは夫婦でよく話していました。
ただ当時の私は、「話し合う」というより「相談に乗ってもらう立場」だと思っていました。

そんな私に、ぱぱちはこう言ってくれました。

「稼ぎがあろうと無かろうと対等な立場だよ?家族なんだから」

「自分が働きに出て、ままちは家計を守る。それが今の役割でしょ?」

「適材適所で、それぞれ得意なことが違うんだから」


目から鱗でした。

引け目に感じる必要なんてない。自分のできること、得意なことで家族に貢献すればいいんだ。

そう思えるようになってからは、意固地になることも減りました。
そして何より、「夫婦でお金の話をすること」に前向きになれたことが、一番大きな変化だったと思います。
今は家計管理や最適化も、自分の役割のひとつだと思っています。
実際に、現金口座の個別積立てや保険の見直しなど、自分なりにできることから取り組んでいます。

詳しくは、こちらの記事でもまとめています。
「現金口座の個別積立て」
「保険の見直し」

お互いの価値観や考え方を知り、互いの意見を尊重する。

そのうえで、得意なことを活かし支えあえたら、資産形成だけでなく、暮らしそのものも少し豊かになるかもしれません。
価値観が違っていても、話すことで見えてくることもあると思います。
皆さんも、夫婦でお金の話してみませんか?

少しでも参考になればうれしいです。

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